インプラントが抜け落ちた時の対処方法

インプラントはあごの骨に埋め込むので、抜け落ちることはないと思われがちですが、実際にはそうではありません。インプラントが抜け落ちる原因は色々ありますが、それは後ほど詳しく解説しますので、まずインプラントが抜け落ちた際の対処法をお伝えします。

インプラントが抜け落ちたら応急処置を施し、すぐに治療したクリニックに連絡をします。外れたインプラントのパーツは必ず保管して、クリニックに持参してください。クリニックへはインプラントが抜けた原因を、できるだけ詳しく伝えなくてはなりません。記憶だけでなく何日の何時頃にどんな状況でインプラントが抜けたのかを、メモしておくとよいでしょう。例えば「固めのせんべいを食べていたら、抜けてしまった」・「1週間くらい前からグラグラしていて、今日ベロで触っていたら〇時頃に抜けてしまった」など、抜けた際の具体的な状況を伝えることが重要です。そして、できるだけ早く治療を行なうことが、傷口を最小限に留めることとなるので、クリニックへの連絡はとにかく早いに越したことはありません。

インプラントが抜ける原因にはさまざまありますが、よくあるのが噛み合わせの悪さや、歯ぎしりなどでの負荷のかかり過ぎで抜けるケースです。噛み合わせが悪いと、インプラントに過重な負荷がかかり、抜けてしまうことがあります。歯ぎしりについては、寝ている間のことなので本人に自覚はないのですが、過剰な負担がかかってしまうのは確かです。また、インプラント体（フィクスチャー）は抜け落ちず、上部構造やアバットメントだけが取れた場合には、まだ軽傷で済むケースがほとんどですが、自己判断はよくありません。パーツを接着剤でつけようとしたり、無理にパーツを押し込んだりすることは避けてください。繰り返しになりますが、外れたパーツはしっかり保管して、クリニックに持参してください。また、メンテンナスを怠ってしまい、インプラント全体が抜け落ちた場合は、インプラント周囲炎が疑われます。

いずれにしても、定期的なメンテナンスを行なっていれば、インプラントが抜け落ちる確率が低くなるのは確かなのです。吉祥寺エリアにてインプラントのメンテナンスが受けられるクリニックをお探しなら、吉祥寺セントラルクリニックでのメンテナンスをご検討ください。吉祥寺セントラルクリニックでは、他のクリニックで治療したインプラントのメンテナンスも行なっています。せっかく高額な費用と時間をかけて治療したのですから、当院のメンテナンスでできるだけインプラントの寿命を長くしましょう。