睡眠時無呼吸症候群が身体に及ぼす悪影響 | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2024.05.19 その他

睡眠時無呼吸症候群が身体に及ぼす悪影響

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まるため、体内が酸素不足に陥ります。その結果、日中に強い眠気に襲われることが多く、放置すると全身に悪影響を及ぼす危険な疾患です。

本コラムでは、睡眠時無呼吸症候群のさまざまなリスクや治療法について解説いたします。ぜひご参考ください。

睡眠時無呼吸症候群の悪影響とは
睡眠中に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと、慢性的に体内が酸素不足に陥り、さまざまな悪影響が生じます。

日中の強い眠気や頭痛で日常生活に支障をきたすだけでなく、心疾患や高血圧、脳血管障害などのリスクが高まります。また、不足した酸素を取り込もうと心拍数や血圧が上がり、心臓や血管に負担がかかり、重大な疾患に繋がることもあります。そのほか、自律神経が乱れ、内分泌系に影響することで糖尿病の発生リスクも高まります。

睡眠中の大きないびきを家族から指摘される、熟睡できない、日中にボーッとするなどの症状があれば、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。ただし、ほかの病気の可能性もあるため、耳鼻咽喉科または呼吸器科で検査を行いましょう。

放置せずに早めに治療を
さまざまな悪影響がある睡眠時無呼吸症候群は早急に治療すべきです。単にいびきがうるさいだけと思われがちですが、放置すると重大な病気につながる恐れがあり、日中の眠気から事故に繋がる危険性もあります。

睡眠時無呼吸症候群の治療は、主にCPAP(シーパップ)、外科的療法、マウスピースがあります。

CPAPは専用のマスクを睡眠中に装着し、気道の閉塞を防ぎます。しかし、CPAPのマスクは大きく、ベルトで固定する必要があるため、装着に慣れず眠れないと訴える方も見られます。外科的療法では入院が必要になり、日常生活が滞る可能性があります。

一方、マウスピースを使用した治療では、軽症〜中等症に適応しており、出張や旅行にも持ち運べるメリットがあります。前述した治療と比較し、マウスピースであれば、抵抗感なく治療に取り組めるでしょう。

治療用のマウスピースは歯科医院で作製します。歯科で行える睡眠時無呼吸症候群の治療については、以下のコラムをご参考ください。

歯科で行える睡眠時無呼吸症の治療方法

Q1:肥満体型ですが、ダイエットで睡眠時無呼吸症候群を改善できますか?

A1:脂肪で気道が圧迫されるため、肥満は睡眠時無呼吸症候群の要因のひとつです。しかし、肥満でなくとも症状が出る方もいます。また、ダイエットはすぐに効果が現れる訳ではありません。ほかの治療法と並行して改善していきましょう。

Q2:睡眠時無呼吸症候群はどのように診断するのですか?

A2:睡眠時無呼吸症候群は、日中にどのくらい眠気があるかの評価や、睡眠障害について検査し診断します。睡眠障害の検査は簡易的なものと精密検査があります。簡易検査は外来で可能ですが、精密検査は入院が必要です。

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