歯周病と口臭の関係について | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2024.04.22 歯周病

歯周病と口臭の関係について

嫌な口臭の原因は、歯周病にあるかもしれません。歯周病は細菌によって歯肉が炎症を起こす病気で、口臭を発生させる原因の一つです。

本コラムでは、歯周病と口臭の関係について紹介します。口臭のセルフチェック方法や対処法についても解説いたします。ぜひご参考にしてください。

歯周病と口臭にはどのような関係がある?
歯周病は、口内の細菌によって引き起こされる歯茎の炎症性疾患であり、歯肉が腫れたり、血や膿が出たりする症状が特徴です。歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けてしまう可能性があるため、決して侮れない病気といえます。

また、歯周病は嫌な口臭を発生させる原因の一つです。口内で繁殖した歯周病菌によって、口臭原因物質の多数を占める揮発性硫黄化合物が発生し、強い口臭を引き起こします。揮発性硫黄化合物は、腐った卵や生ごみのような臭いがするため、人によってはとても不快な臭いとなるでしょう。

さらに、歯周ポケットと呼ばれる歯茎と歯の間の溝が深くなると、そこで細菌が繁殖し口臭がより強くなる可能性があります。

歯周病による口臭のセルフチェックと対処方法について
歯周病を原因とする口臭に自分で気付くのは難しいでしょう。他人から指摘を受けづらいデリケートな問題でもあり、口臭の自覚は非常に困難です。

しかし、いくつかの方法を試すことで、口臭が歯周病によって発生しているかをセルフチェックできます。例えば、コップや袋に息を吹き込んで臭いを確認したり、唾液の臭いを確認することなどが挙げられます。

また、口臭チェッカーも有効なため、市販されているもので一度試してみるのもよいでしょう。

歯周病が原因の口臭は、適切な治療によって改善できます。歯垢や歯石を取り除くことによって、口臭の主な原因となるガスや血の臭いを抑える事が可能になります。

定期的な歯科医院での検診は、歯周病による口臭予防に効果的です。

Q1:歯周病にならないためのセルフケアの方法は?
A1:歯周病を予防するには、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、歯と歯茎の間の汚れを丁寧に取り除くことが重要です。

また、喫煙やストレスは歯周病の発生リスクを高める要因となるため、禁煙やストレス軽減に励むことも効果的です。日常生活での口腔ケアや生活習慣の改善を意識して、歯周病の発症を予防しましょう。

Q2:歯周病の検診は何ヶ月ごとに通ったらいい?
A2:歯周病の検診は、3〜4ヶ月程度の頻度で受けるのが一般的です。この頻度であれば、歯周病を発症していても早期に発見できます。

しかし、歯周病の治療直後で再発が心配な方は、1〜2ヶ月といった短いスパンで検診を受けた方がよい場合もあります。このように、人によって検診の最適な頻度は異なるため、一度歯科医師に相談してみましょう。

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