子どもの使う歯ブラシの選び方 | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2024.03.22 小児歯科

子どもの使う歯ブラシの選び方

「子どもの歯ブラシは種類が多く、どれを買ったらいいのかわからない」そんな経験はありませんか。効果的な歯磨きには、歯ブラシ選びが大切です。

本コラムでは、お子さまに合った歯ブラシ選びのポイントや、年齢別の選び方について解説いたします。ぜひご参考にしてください。

虫歯予防には歯ブラシ選びが大切

お子さまの虫歯予防のため、毎日の歯磨きを習慣付けてあげたいと多くの親御さんが考えているのではないでしょうか。

子どもの歯は、大人の歯と比べるとエナメル質が薄く、虫歯になりやすい特徴があります。磨き残しがなく、しっかりと歯磨きを行えるよう、お子さまの年齢に合わせた歯ブラシを選んであげましょう。子ども用歯ブラシは、パッケージに対象年齢が記載されています。子ども用歯ブラシを選ぶときは、まず年齢が合っているかどうかを確認しましょう。

子どもの歯は成長ごとに状態が異なります。乳歯が生え始めた時期と、永久歯に生え変わる時期では歯ブラシ選びのポイントも異なります。

選び方に迷ったら…年齢別に解説

子ども用歯ブラシは、ほとんどの商品が年齢ごとに区別されています。

        0~2歳

        3~5歳

        6~12歳

それぞれ、乳歯が生え始める時期、子どもの歯が奥歯まで生えそろう時期、大人の歯に生え変わる時期です。成長ごとに合わせた工夫がされていますので、選ぶ際のポイントをご紹介いたします。

<0~2歳>

歯ブラシを口に入れることを嫌がるお子さまも多いので、口の中に入ってもびっくりしないように、毛の柔らかいタイプを選んであげましょう。

歯ブラシで喉の奥を付く事故が起きやすい時期でもあるので、奥まで入らないように配慮されたものだと安心できます。

<3~5歳>

少しずつ自分で歯磨きの練習を始める時期です。

個人差はありますが、奥歯まで生え揃う時期となるため、ヘッド部分が小さく、奥までしっかり磨けるものを選びます。柄の部分が太めだと、お子さまも持ちやすいでしょう。

<6~12歳>

大人の歯へ生え変わる時期で、大人の歯と子どもの歯が混在しています。歯が抜けている部分もあり、まばらな状態なので磨き残しが多くなる時期です。

柄の部分はまっすぐでヘッド部分が小さめかつ薄いタイプだと、奥歯までしっかりと磨けます。

 

Q1:子どもが好きなキャラクターの歯ブラシを選んでも良い?

A1:問題ありません。

好きな歯ブラシがあると、歯磨きが楽しくなるお子さまは多くいます。歯磨きを嫌がらないように、好きなキャラクターの歯ブラシを選ぶのは効果的です。その場合も、年齢に合った歯ブラシを選ぶようにしましょう。

Q2:子どもが使う歯ブラシと、仕上げ磨きは同じ歯ブラシを使うべきですか?

A1:別々のものがオススメです。

子ども用の歯ブラシは、お子さまが持ちやすく、使いやすいように設計されています。お子さまによっては、奥までしっかり磨けないなどの支障が出ることがあります。

一方、仕上げ用歯ブラシは、ヘッド部分が小さく、柄の部分も長い、奥の歯まで親御さんが磨きやすいものを選びましょう。

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