インプラント治療に関するよくある誤解 | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.11.24 インプラント

インプラント治療に関するよくある誤解

インプラント治療について、インターネットで検索したり、知人や友人から口コミを聞くなどして情報を集める方は多いでしょう。しかし、日本は海外に比べてインプラント治療がメジャーではなく、さまざまな憶測や誤った情報が飛び交っています。

本コラムでは、インプラント治療に関するよくある誤解について、正しい情報を解説します。インプラント治療に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療は誤解されている!よくある誤解と正しい知識
インプラント治療における誤解には、以下のようなものがあります。

・インプラント手術は危険
・インプラント治療は強い痛みを伴う
・インプラントは前歯に不向き
・インプラント治療は中高年向けの治療
・インプラントはケアなしで永久的にもつもの

実際、インプラント治療は外科手術が必要なため、ある程度のリスクをともないます。しかし、精密検査と適切な手術を行うことで、失敗するリスクが抑え、予後に期待ができるのです。治療中の痛みは手術直後に感じられますが、痛み止めが処方されるため、耐え難い痛みを感じることはありません。また、インプラント治療は前歯に不向きという誤解がありますが、口腔内や歯並びの状態によります。必ずしも前歯をインプラント治療できないわけではないため、まずは検査を受けましょう。

インプラント治療は20歳前後から高齢者まで、幅広い年代の方が選択できる治療方法です。永久的な使用は難しいものの、正しいケアを行えば10年以上もつとされるため、安心して前向きに検討しましょう。ただし、インプラント治療は歯科医師の技術力が問われる治療でもあります。成功させるためにも、信頼できる歯科医師を選ぶことが大切です。

インプラント治療の費用・期間を正しく把握して前向きに検討しよう
インプラント治療の誤解には、費用や治療期間に関するものもみられます。例えば、以下の2つはよくみられる誤解の一部です。

・費用がとても高い
・治療期間が長期化する

インプラント治療の費用は、確かにほかの治療と比べると高額になりやすいです。しかし、インプラントを埋め込む本数やインプラントの素材などによって費用は異なりますので、必ずしも高額になるとは限りません。また、治療期間に関しては、一般的に3ヶ月~1年程度かかります。期間に幅があるのは、上あごと下あごで治療期間が変わるためです。上あごは6ヶ月以上、下あごは3ヶ月以上の期間を要するほか、経過によっては治療が長引く可能性もあります。とはいえ、症状や経過には個人差が大きいため、治療期間が長引くとは一概にいえません。

大切なのは、間違った情報に惑わされず、正しい情報をもとに治療するかどうか決断することです。インプラント治療の費用や期間に関する疑問・不安がある場合は、歯科医師や専門家に相談をし、納得したうえで治療を検討しましょう。

 

Q1:インプラント治療は何歳から可能ですか?
A1:一般的に、20歳前後からインプラント治療が可能です。上限年齢はないため、若い方から年配の方まで幅広い年齢層の方が治療を選択できます。しかし、手術を受ける体力が必要であるため、体調が優れない方や高齢による体力低下などがみられる方は、インプラント以外の選択肢を検討するとよいでしょう。

Q2:インプラントが原因で骨が溶けるケースはありますか?
A2:インプラントを埋め込んだ部位が細菌に感染し、炎症が起きると骨が溶けることがあります。この状態をインプラント周囲疾患と呼びます。インプラント治療前の虫歯・歯周病の治療や、治療後のセルフケア・メンテナンスで予防可能なため、適切なケアを心がけましょう。

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