インプラント治療で使用される材料や器具について | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.11.13 インプラント

インプラント治療で使用される材料や器具について

インプラント治療は、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、失った歯を人工歯(クラウン)で補う治療方法です。インプラント治療を受けるためには、徹底した衛生環境下で精密な外科手術を受けなければなりません。

本コラムでは、インプラント治療に必要な器具と材料について解説していきます。インプラント治療を検討される方は、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療に必要な器具
インプラント治療は、失われた歯を人工の歯に置き換える治療方法です。治療を開始する前に、まず口腔内の健康状態を詳しくチェックします。レントゲンや歯科用のCTを使用し、口腔内だけでなく顎の骨までしっかりと確認する必要があります。チェックした結果、インプラントを固定するために必要な骨が十分ではない場合には、骨を増やすための治療が先に行われます。

インプラント体を埋入する際は、とても精密な作業が必要です。なぜなら、インプラント体を入れる位置は目で見ることができないからです。このため、専用の「ナビゲーションシステム」という技術を使って、正確な位置にインプラント体を埋め込みます。これによって、大切な神経や血管を傷つけることなく治療が行えます。

インプラント治療を検討する際、新しい技術や器具を使っている歯科クリニックを選ぶのはもちろんですが、過去の症例などを参考にすると、より安全で確実な治療を受けることができます。

インプラント治療に使われる材料
インプラントは、人工歯・アバットメント・インプラント体の3パーツに分かれています。アバットメントとインプラント体に使用される主な材料は、チタンやチタン合金です。金属アレルギーに不安がある方に対しては、ジルコニア製のインプラント体の使用が推奨されています。

人工歯は見た目に影響される部分であり、自然な歯に近いセラミックを主に使用します。また、前歯は高い審美性が求められる部位であることから、オールセラミックを選択される方も多くいらっしゃいます。しかし、強度はジルコニアセラミックと比較すると弱いため、歯ぎしりや食いしばりをする習慣があったり、噛む力が強かったりする場合は、金属に匹敵するほどの強度があるジルコニアセラミックが推奨されます。

また、レジンとセラミックを混ぜたハイブリッドは、オールセラミックやジルコニアセラミックより価格を抑えて治療を行える一方、審美や強度面では、ほかのセラミックより劣ります。どの素材も一長一短なため、目的によって最適な素材を選択することが大切です。患者さま自身のご希望を伺いながら、最適な素材を提案できるよう、初回カウンセリンで遠慮なくご要望をお聞かせください。

 

Q1:インプラント治療に保険は適用されますか?
A1:インプラント治療は機能面や審美面のために行う治療と考えられています。そのため、自費診療となり、保険が適用されないのが基本です。

Q2:インプラント治療に保証はありますか?
A1:当院では「院内10年無償保証システム」を導入しています。また、「ガイドデント社インプラント10年外部有償保証システム」とも提携していますので、治療を検討する際はご相談ください。

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