インプラント治療の注意点を解説します | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.11.08 インプラント

インプラント治療の注意点を解説します

特定の症例を除き、インプラント治療は原則自由診療に該当するため、治療費は1本約35万円からと高額になりがちです。治療に失敗しないためにも、どういった点に注意すれば良いか、ご自身で調べたうえで治療を検討される方もいると思います。

本コラムでは、インプラント治療における注意点を2つにわけて解説しています。インプラント治療で歯の再建をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

注意点1|歯科クリニック選びは慎重に
インプラント治療は、人工歯根を顎の骨に埋め込み、歯を再建する手術となります。適切に治療を実施するためには、歯科用のレントゲンやCTで口腔内の状態を精密に調べ、詳細な治療計画の基に治療を行う必要があります。また、インプラント治療は外科処置がともなう治療であり、手術を行う歯科医院には高度な技術と医療設備が求められます。そのため、インプラント治療成功の可否は、歯科医師の技術や知識に大きく左右されます。

安心してインプラント治療を受けるためには、上記のポイントはもちろん、顎の骨を増やすなど難しい症例への対応実績も確認しましょう。また、最適な治療ができるようにサポートする「デンタルインプラントコーディネータ」が在籍する歯科クリニックならなお良いでしょう。さらに、治療方針や治療費用について質問しやすい環境であったり、歯科医師や歯科衛生士とコミュニケーションが取りやすかったりすると、治療に対する不安を軽減できるでしょう。

注意点2|定期的なメンテナンスが必要
インプラント治療による歯の再建後は、口腔内を清潔に維持する必要があります。
自然歯には通常、歯根を覆う繊維「歯根膜」があり、歯根膜が細菌の侵入を防ぐ役割を担っています。しかし、インプラントには歯根膜がないため、歯と歯肉の間のスペースから細菌が入りやすい状態になり、「インプラント周囲炎」と呼ばれる細菌感染を引き起こすことがあります。

歯肉が炎症を起こしたままで放置すると、インプラントを支えている顎の骨が溶け、インプラントが抜けやすくなります。また、喫煙はインプラント周囲炎を引き起こす大きな要因の一つです。インプラントを長期的に機能させるためにも喫煙は避けましょう。

インプラント周囲炎の対策としては、セルフケアや歯科クリニックでの定期的なメンテナンスが大切です。日々のブラッシングだけで歯垢を取り除くことは難しく、歯垢が歯石へと変化してしまいます。口腔内を清潔に保つためにも、歯科クリニックにて定期的なメンテナンスを受けましょう。

インプラントはメンテナンスをしっかりと行うことで長期間使用できます。高額な治療費を無駄にしないためにも、頼れる歯科クリニックで定期的なメンテナンスを行いましょう。

 

Q1:インプラント治療は誰でも受けられますか?
A1:循環器系疾患や糖尿病、骨粗相症などの疾患をお持ちの方は、インプラント治療は適用とならない場合があります。インプラント治療が適用になるかは、歯科医師へ相談しましょう。

Q2:インプラント手術後に気をつけるポイントはありますか?
A2:術後1週間程度は、飲酒や喫煙を控える必要があります。また、血行が促進される入浴や運動は痛みの原因につながるため、控えましょう。

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