噛み合わせが悪いと免疫力や代謝が低下する? | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.10.30 矯正歯科

噛み合わせが悪いと免疫力や代謝が低下する?

「免疫力や代謝が低下しているかもしれない」と感じている方、その原因は噛み合わせにあるかもしれません。本コラムでは、噛み合わせが悪いと起こる身体への影響について解説します。噛み合わせに関する不調を感じる方は、ぜひ参考にしてください。

噛み合わせが悪いことで起こる悪影響とは
噛み合わせが悪いと、免疫力や代謝の低下だけでなく、頭痛や首・肩こりといった不調の原因になる可能性があります。悪影響の主な原因は「血流の悪化」です。噛み合わせが悪いと血行が悪くなり、脳や内臓の機能が鈍化します。その結果、免疫力や代謝が低下すると考えられています。では、なぜ噛み合わせが悪いと血流が悪くなるのでしょうか。ここでは2点の理由に着目して解説します。

・首や頸椎(けいつい)がゆがんで血管を圧迫するため
・よく噛んで食べられなくなるため

1つ目は、身体のバランスの乱れからくる脳への血流不足です。噛み合わせの悪さは首や頸椎のゆがみを引き起こし、脳への血流を悪くします。また、首の筋肉や骨の異常が、頭痛・肩こり・腰痛などの症状として表れるでしょう。

2つ目は、よく噛んで食べられなくなるためです。よく噛むことは食べ物をしっかり摂取するためだけでなく、脳への血流を促進する効果もあります。しかし、よく噛めなくなると、柔らかい食べ物が中心となりやすく、結果的に栄養バランスの偏りを引き起こし身体の不調につながる恐れがあります。

噛み合わせの悪さを改善すると、免疫力を高めるホルモン「セロトニン」が活性化。内蔵へ送られる血の量が増えて体内でカロリーを消費しやすくなり、代謝アップへつながるでしょう。

噛み合わせの悪さを改善する3つの方法
噛み合わせの悪さを改善するには、以下3つの方法があります。

・マウスピースの装着
・噛み合わせを悪くしている歯の調整
・インプラントや入れ歯の調整

噛み合わせを整えるためには、マウスピースで矯正する方法や、歯並びが悪くなっている原因となる歯の一部を削り、調整する治療が一般的です。また、インプラントや入れ歯が合わず噛み合わせがずれている場合は、検査を行い適切な噛み合わせができるように調整を行います。

噛み合わせの悪さが気になる場合は、まずは歯科医院へ相談してみましょう。口腔内の状態によっては、治療が長期間に及ぶ可能性があります。歯科医院の口コミやホームページを確認し、信頼できる歯科医師の元で治療を受けましょう。

 

Q1:「咬み合わせ」と「噛み合わせ」の違いは?
A1:どちらも口を閉じて歯をあわせたときの状態を表す言葉です。「咬み合わせ」はアゴの位置、「噛み合わせ」は歯の並びが合っているかを指します。咬み合わせが悪いといわれた場合は、下アゴがズレている状態です。噛み合わせが悪い状態は、口を閉じたときに一部の上下の歯が良くない位置に収まっていることを指します。

Q2: 噛み合わせが悪いと身体にどんな影響がある?
A2 :噛み合わせが悪いと起きる影響の例は以下のとおりです。

・頭痛やめまい
・首こり、肩こり
・首が回らない
・四十肩、五十肩
・腰痛
・顎関節症
・メニエル病
・認知症
・うつ病

頭痛やめまい、首や肩こりなどの症状は、噛み合わせの悪さが原因になっている可能性があります。重度になると認知症やうつ病を引き起こす場合もあるため、早めに歯科医院を受診しましょう。

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