歯ぐきの病気について知りましょう。歯周病と歯肉炎 | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.03.23 一般歯科

歯ぐきの病気について知りましょう。歯周病と歯肉炎

歯の健康を保つためにも、歯ぐきの病気について知っておきましょう。歯ぐきの病気として歯周病や歯肉炎、歯周炎という単語をお聞きになったことがあるかと思いますが、今回はこの3つの病気についてご説明いたします。

歯周病は歯肉炎と歯周炎の総称です。軽度の歯周病を歯肉炎、中度から重度の歯周病のことを歯周炎と呼びます。歯周病は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの隙間に汚れが溜まることによって発症する病気であり、歯磨き不足や口の中の乾燥によって引き起こされます。

歯肉炎には自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに歯周炎に進行することがほとんどです。歯周炎は重度になると歯を失うこともありますので、歯肉炎のうちにきちんと対処をすることが大切です。歯周病の治療方法は進行度によって変わりますが、口内に存在する歯周病菌を減らすことが基本となります。

歯周病菌を減らすためには、歯周ポケットに汚れを溜めないことが重要です。そのためには日ごろから正しい方法で歯磨きを行ない、汚れを綺麗に取り除かないといけません。しかし、セルフケアだけで隅々まで綺麗に歯磨きをすることは難しいので、定期的に歯科医院で口腔内を診てもらいましょう。歯周病予防だけでなく虫歯予防に効果的なブラッシングの指導を受けられます。万が一歯周病が進行していた場合でも、プラークを除去したり、歯根にこびりついた歯石を取り除くことにより悪化を防ぐことが可能です。

しかし、歯周病が中度以上に進行してしまうと、上記のような基本治療だけでは改善できなくなります。その場合、歯周ポケットの奥深くに溜まった歯垢を除去するための歯周外科手術が必要となり、それでも症状が改善せず重度の状態まで進行してしまうと、外科手術に加え、歯周組織を再生するための治療を行なう必要があります。

歯肉炎の段階で歯科医院の専門的な治療を受けることが大切ですが、歯肉炎の段階では自覚症状がほとんどありません。したがって定期的な歯科医院への受診を心がける必要があるのです。

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