虫歯を予防するために小児歯科に行きましょう | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2022.12.26 小児歯科

虫歯を予防するために小児歯科に行きましょう

「そのうち生え変わるから」、とお子さまの乳歯を軽視している方もいるのではないでしょうか。確かに乳歯は数年後には抜け落ち、生え変わってしまう歯です。しかしだからといって、手入れを怠ってはいけません。生え変わりを前提としている乳歯は永久歯よりも簡単な作りとなっているために虫歯菌の攻撃に対して脆く、放っておくとあっという間に虫歯が悪化してしまうことがあるのです。

さらに、お子さまが好む甘いものは粘着質が強く歯に付着しやすいため、歯垢がたまりやすい傾向があります。また、乳歯は痛みに対しても敏感です。虫歯になってしまうとお子様の強い負担となってしまうので、乳歯の段階から早期の予防ケアをきちんと行ない、お子様が歯の悩みを抱えることなく生活できるように心がけましょう。

自分で上手に歯磨きができないというお子さまは、仕上げ磨きやフロスでのケアなどを取り入れて磨き残しがないようにするとよいでしょう。保護者の方の目でお口の状態をチェックしてあげるのも効果的です。

虫歯になりにくい強い歯を作りたいという際には、フッ素塗布を視野にいれてください。これは、フッ素を歯の表面に塗ることによって虫歯リスクを軽減する技術です。歯科医院での定期健診の際に希望すれば、フッ素塗布のケアを行なうことができます。日々の歯磨きにフッ素が配合された歯磨きジェルを用いるという選択肢もあります。

他にも、虫歯の予防ケアとしてシーラントという治療を歯科医院では受けることができます。これは、歯垢がたまりやすい部分である歯と歯の間、歯と歯肉の境、歯の溝などにシーラント材を塗布することによって歯垢の沈着を防ぐ技術です。歯の表面から歯垢を遠ざけることで、虫歯のリスクを減らすことができます。

乳歯を大切にしていくことは、永久歯がきれいに生え揃うことにもつながるのです。現在のお子さまのお口の健康はもちろん、将来の美しく丈夫な歯のためにも、予防ケアをしっかり行なっていきましょう。

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