あごの骨が足りないと言われた時には | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2022.07.26 インプラント

あごの骨が足りないと言われた時には

インプラント治療は、審美性に優れていて噛み心地も天然歯と全く変わらない、嬉しいメリットがあります。その理由のひとつに、一般の義歯とは異なり、あごの骨にインプラント本体を埋め込むことが挙げられます。

一般の義歯の場合だと、義歯を取り外したり取り付けたりできます。そうすると、どうしても歯ぐきとの密着度が悪くなり、違和感を覚えてしまうのです。一方で、インプラントはあごの骨に埋め込んでしまうので、取り外すことはできなくなります。そして、天然歯と変わらない噛み心地となり、違和感なく食事もできますし、普段と同じような生活を送ることもできます。

そこで疑問となるのが、あごの骨が足りない時にはどうすればいいのだろう?と、いうことです。インプラント治療をする部分は、天然歯のない箇所です。歯がなくなるケースは、虫歯になり抜歯するケースが多いですが、この場合は元々の天然歯を支えていた、あごの骨も少なくなっています。ですから、いざインプラント治療を決心したのに、CTで撮影すると「あごの骨が足りません」と、いわれるケースもあります。

そうなると、インプラント治療を諦めないといけないのか、というとそうではありません。あごの骨が薄くて足りない場合は「骨造成」にて、インプラントに耐えられるあごの骨を作ることが可能です。骨造成の手術にも種類があって、GBR・サイナスリフト・ボーングラフトなどがあります。GBRは「Guided Bone Regeneration」の略で、骨誘導再生と呼ばれています。骨のない部位に骨を誘導再生させるための術式で、生体材料でできた人工メンブレン(専用の膜)で、あごの骨のない部位を覆うことで、あごの骨が再生するのを待ちます。個人差はありますが、約4~6ヵ月で骨が完成します。

ボーングラフトとは骨移植のことで、下あごの親知らず近くの骨や、下あご前歯下のオトガイ部から、移植用の骨を採取します。自身の骨だけでなく骨補填材を使用して併用にて施術するケースもあります。この術式を施した後に、GBRを併用するのが一般的です。サイナスリフトは、上あごの骨造成に適用されるケースが多く、骨量・骨幅を増大させる方法です。クリニックによって差がありますが、おおむねあごの骨が5ミリ以下の場合にサイナスリフトが適用されます。

これらの骨造成の手術を聞くとインプラント治療が怖くなる方もいますが、心配はいりません。吉祥寺セントラルクリニックでは、骨造成の手術にも最新の医療機器を使用しているので、痛みも少なく、他のクリニックよりも早く骨を完成させることが可能です。インプラントへの不安や疑問のある方は、ぜひ当院にご相談ください。

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