インビザラインで対応できる/できない症例 | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2024.06.21 矯正歯科

インビザラインで対応できる/できない症例

インビザラインは透明なマウスピース型の矯正装置で、装着中に目立ちにくい見た目と自身で取り外せる手軽さが特徴です。ただし、すべての症例に対応できる訳ではありません。

本コラムではインビザラインの適応症例についてご紹介いたします。

インビザラインで対応できる主な症例
患者さま一人ひとりの歯並びに合わせて作成するインビザラインは、さまざまな症例に対応可能です。

インビザラインでの適応症例として、主に以下の6つが挙げられます。

・過蓋咬合(かがいこうごう)
普通の噛み合わせと比べて前の歯が深く重なっている状態です。
・下顎前突(かがくぜんとつ)/受け口
上の前歯より下の前歯が前に出てしまっている状態で、「受け口」とも呼ばれます。
・交叉咬合(こうさこうごう)
 口を閉じたときに上の歯の一部が下の歯の内側に入り込んでいる状態です。
・空隙歯列(くうげきしれつ)/すきっ歯
隣接した歯と歯の間に大きな隙間があいている状態で、「すきっ歯」とも呼ばれます。
・開咬(かいこう)
 前の歯だけが上下で噛み合わず、隙間ができている状態です。
・叢生(そうせい)/乱ぐい歯
 歯を並べるスペースが足りないために、歯が重なったりガタガタになったりしている状態で、「乱ぐい歯」とも呼ばれます。

上記の症例に当てはまり、症状も軽度であれば、インビザライン矯正治療の対象です。また、紹介した症例以外でも対応可能な場合もあるため、詳しくは当院やかかりつけの歯科医師にご相談ください。

インビザラインでの対応が難しい症例
一方、インビザラインでの治療が難しい症例もあります。
具体的には以下のような歯並びで、十分な矯正効果が得られない、治療自体が難しいなどの懸念があります。

・重度の叢生(歯が極端に重なり合っている状態)
・重度の出っ歯や受け口
・重度の歯周病
・インプラントが入っている場合
・埋伏歯(歯が歯ぐきの中に隠れている状態)がある場合

治療が困難であれば、ワイヤー矯正のような他の矯正方法を検討しましょう。インビザラインによる矯正治療が適切かどうかは、専門的な判断が必要です。歯並びや噛み合わせに関するお悩みは、お気軽に当院までお尋ねください。患者さまに合わせた最適な治療方法をご提案いたします。

Q1:インビザラインを装着したままスポーツはできますか?
A1:軽い運動であれば装着したまま行えます。ただし、接触の激しいスポーツやボールが口元に当たる可能性があるスポーツは、インビザラインではなく専用のスポーツ用マウスガードの使用をおすすめします。

Q2:妊娠中や授乳中でもインビザラインでの治療は可能ですか?
A2:基本的には可能です。インビザラインは、妊娠中や授乳中の方でも使用できます。ただし、ホルモンバランスの変化により歯周組織の状態が変化する場合があるため、担当医と相談の上、慎重に治療を進めることが大切です。

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