顎関節症・噛み合わせ治療方法と流れについて | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2024.06.09 矯正歯科

顎関節症・噛み合わせ治療方法と流れについて

顎関節症や噛み合わせの治療においては、基本的に患者さま一人ひとりの状態を確認し、最適な治療方法で対応する必要があります。本コラムでは、顎関節症や噛み合わせ治療の流れ、治療方法について解説いたします。

顎関節症治療・噛み合わせ治療の流れを確認しよう
顎関節症の原因にはさまざまな要因がありますが、その中でも噛み合わせに問題があり顎関節に負担がかかる症例は少なくありません。

顎関節症治療や噛み合わせ治療の一般的な流れは以下の通りです。

【問診】
患者さまの症状や悩みを聴取します。ライフスタイルや日常生活における癖などを確認し、顎関節症や噛み合わせの不調の原因を探ります。

【検査】
現状を確認するため、必要な検査を行います。

レントゲン撮影で目視できない骨の状態をチェックします。必要に応じてCT撮影を行い、顎骨の厚みや神経の位置を確認いたします。噛み合わせのバランスもチェックし、口腔内にほかの問題がないか調べます。

【診断結果・治療の説明】
検査の結果から診断を行い、現在の状態について資料を用いて説明いたします。そして、今後の治療方針や治療計画を立案します。

【治療スタート】
治療方針や計画にご納得いただければ治療を開始いたします。

顎関節症や噛み合わせの治療方法について
顎関節症の治療方法は原因ごとに異なります。

噛み合わせが原因で顎関節に負担がかかっている場合は、噛み合わせを整える治療が必要です。主に矯正治療か補綴物(ほてつぶつ)による治療を行います。

矯正治療は、ワイヤー矯正もしくはマウスピース矯正で歯を移動させて噛み合わせを整えます。一方で補綴物による治療は、歯を削って被せ物をし、噛み合わせを整える治療方法です。

また、歯ぎしりや食いしばりによって顎関節に負担がかかっている場合、基本的にはマウスピースを使用した治療を行います。睡眠時にマウスピースを装着すると、歯ぎしりや食いしばりをしても、顎関節にかかる負担を軽減できます。

そのほか、顎周辺の筋肉のマッサージや日常生活における癖を改善することで、顎関節症の症状緩和に繋がるでしょう。

一人ひとりの症状に適した治療によって早期の改善が期待できます。顎関節や噛み合わせにお悩みであれば、早めに当院やかかりつけの歯科医師にご相談ください。

悪い噛み合わせが及ぼす影響については、以下のコラムで解説しております。

噛み合わせが悪いと免疫力や代謝が低下する?

Q1:顎関節症や噛み合わせの治療は保険が適用されますか?
A1:基本的に保険が適応されます。歯ぎしりが原因で顎関節や噛み合わせに不調がある場合は「ナイトガード」というマウスピースを保険適応で作成できます。しかし、噛み合わせ自体を整える矯正治療は自由診療となるため基本的に保険は適応されません。ただし、症例によっては保険が適用されることもあるため、いつでもお気軽にご相談ください。

Q2:口が開きにくくなりました。顎関節症治療は必要ですか?
A2:顎関節症の疑いがあれば治療が必要になる場合があります。症状を放置すると悪化しやすいため、早い段階でご相談ください。また、口が開きにくくなったり、痛みが出るなら無理に口を開けず安静にすることが大切です。食事の際は硬い食べものを避けましょう。

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