歯周病予防の方法 | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2024.06.01 歯周病

歯周病予防の方法

歯周病は、歯を失う原因となるだけでなく、全身に影響を及ぼす可能性があります。また、自覚症状が少なく、気がついたときには症状が進行しているのが一般的です。一方で、日々のケアをしっかりと行えば歯周病は予防できます。本コラムでは、歯周病の予防方法について解説いたします。

歯周病予防の方法を知り、健康な歯を保つためにもぜひご参考ください。

歯周病予防の基本はお口のケア
歯周病予防は、まずはお口のケアが基本です。毎日歯みがきをすることで歯垢(プラーク)を徹底して除去しましょう。

歯周病は、歯と歯ぐきの間に溜まった歯垢が原因です。プラークの中には多くの細菌が存在し、この細菌が原因で歯ぐきが炎症を起こすことにより歯周病を発症します。炎症が進むと、歯を支える骨にまで影響し、最悪の場合歯が抜け落ちてしまいます。

歯垢が歯に付着したまま放置すると、歯石へと変化します。歯石は歯みがきで取り除くのが難しく、歯科医院での処置が必要です。歯石や歯垢の蓄積は歯周病の大きな原因となります。

歯石や歯垢の蓄積予防するためにも、歯磨きは力を入れてゴシゴシと磨くのではなく、歯ぐきと歯の境目に歯ブラシを当て、小刻みに磨きましょう。

歯みがき後にフロスを使うとさらに効果的です。フロスを使用すると、歯ブラシの届かない歯と歯のすき間の汚れや、歯ブラシでは落としきれない汚れをしっかりと取り除けます。

お口ケア以外の歯周病予防の方法
歯みがき以外にも、歯周病を予防する方法があります。

・生活習慣を見直す
・歯科を定期的に受診する

歯周病は細菌感染が原因ですが、生活習慣も大きく影響します。喫煙は歯周病のリスクを高める原因です。また、不規則な生活で睡眠不足に陥ったり、食生活が乱れていると免疫力が低下します。免疫力が低下すると歯周病が進行しやすくなり、完治までの時間もかかります。

セルフケアを徹底しているつもりでも、個人のケアには限界があります。自分では除去しきれない汚れの清掃や歯ぐきの状態のチェックなど、メンテナンスのために定期的に通院し、歯周病の予防や早期発見に繋げましょう。

歯科医院で定期的なチェック(検診)を勧める理由は、以下のコラムでも解説しております。

定期的な検診をオススメする理由

Q1:口臭が気になるのですが、歯周病でしょうか?

A1:口臭は歯周病の特徴のひとつです。しかし、口臭の原因は歯周病をはじめとする口の中の問題だけでなく、内臓・気管支疾患による可能性もあります。歯科医院を受診しても原因が分からない場合は、内科や呼吸器科での診察を受けましょう。

Q2:歯みがきでの出血は歯周病ですか?

A2:歯ぐきからの出血は歯周病の代表的な症状です。しかし、歯磨きの際の力が強く、歯ぐきを傷付けて出血している恐れもあります。気になるようであれば、当院までご相談ください。

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