ガムシールドの作り方とは | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2024.02.19 その他

ガムシールドの作り方とは

ガムシールドとは、スポーツの際に受ける激しい衝撃から歯や顎などを守る歯科装具です。スポーツ用マウスピース、マウスガードなどと呼ばれることもあります。

本コラムでは、ガムシールドをご自身の歯に合わせて作るメリットと、ガムシールドを歯科医院で作る方法を詳しく解説し、装着が義務化されているスポーツについてもご紹介します。スポーツでの怪我防止やパフォーマンス向上にお役立てください。

ガムシールド(スポーツ用マウスピース)を歯科医院で作るメリット

市販のガムシールドは比較的安価に手に入りますが、自分に合っているとは限りません。カスタマイズもできないため、装着感が悪かったり、一部の歯のみに過剰な力がかかることで逆効果となる恐れもあります。

一方、歯科医院で作製するガムシールドは、歯の型を取り、一人ひとりに合わせて作ることができます。フィット感が良く、噛み合わせも良いため、口や顎を正確に保護してくれるでしょう。また、自分に合ったガムシールドを使えば、しっかりと歯を食いしばれるため、筋力やパフォーマンスのアップも期待できます。

歯科医院によっては、色合いなど、ガムシールドのデザインをカスタム可能なため、まさに自分だけのガムシールドを作れるでしょう。

ガムシールド(スポーツ用マウスピース)の歯科医院での作り方

ガムシールドは、市販品と歯科医院で作製するものと大きく分けられます。歯科医院では、下記のような工程でガムシールドを作製します。

1.虫歯や歯周病の検査
2.型取り
3.作製
4.調整
5.定期メンテナンス

ガムシールドの作製前には検査が必要です。虫歯や歯周病が見つかった場合は、治療が優先されます。口腔内に問題がなければ型取りを行い、7~10日後にはガムシールドが完成します。歯科医院内で装着して微調整を行えば使用可能です。

そのあとは、定期的に口腔内の検査やガムシールドの状態を確認するメンテナンスを受ける必要があります。

ガムシールド(スポーツ用マウスピース)の着用が義務付けられるスポーツ

ガムシールドの着用がルールで義務付けられているスポーツの代表例をご紹介します。

・ボクシング
・キックボクシング
・アメリカンフットボール
・アイスホッケー
・インラインホッケー(ジュニア)
・ラクロス(女子)
・ラグビー(中学生・高校生)
・空手道(一部流派)
・テコンドー(世界テコンドー連盟)

なお、上記に挙げたようなコンタクトスポーツ(体同士がぶつかり合うスポーツ)以外でもバスケットボールや野球などの球技でもガムシールドの装着が推奨されています。

自分の歯に合ったガムシールドを歯科医院で作製し、怪我を防止しながらパフォーマンス向上を目指しましょう。

 

Q1:スポーツ用のガムシールドは保険適用で作れますか?

A1:スポーツ用のガムシールドは、治療目的ではないため保険適用外です。市販品と比べて高価にはなりますが、その分自分にぴったりのガムシールドを作製できます。

Q2:一度ガムシールドを作ったらずっと使えますか?

A2:いいえ、ガムシールドは少しずつ劣化するため、ずっと同じものを使い続けることはできません。特に中高生の場合は成長にともない歯並びに変化があるため、歯科医師の判断のもと作り直しが必要になります。成人の場合は、1年に1回の作り直しが目安です。

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