小児矯正で気をつけるべき食事と生活習慣 | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.12.11 小児歯科

小児矯正で気をつけるべき食事と生活習慣

小児矯正において、「治療をスムーズに進めるために何に気をつければよいのか?」という疑問を持つ親後さんもいるのではないでしょうか?治療費と時間が無駄にならないよう、できる限りのサポートをしたいと思うのは自然なことです。

本コラムでは、小児矯正中の食事で気をつけるべきことや、よい影響を与える生活習慣について解説します。小児矯正を始めたばかりのお子さまをお持ちの方は、ぜひご参考にしてください。

矯正治療中に気をつけたい食事内容とは
矯正治療中は、矯正装置の破損や脱離を防ぐため、硬い食べ物や粘着性のある食べ物に注意が必要です。栄養バランスが崩れないよう、よく火を通したり小さく切ったりと、工夫しながらバランスよく摂取できるようにしましょう。

気をつけたい食べ物はいくつかあります。おせんべいやりんご、お肉などの硬いものを前歯で噛むと装置が外れる恐れがあります。キャラメルやチューイングガムのような粘着性のあるものも同様に注意してください。また、矯正装置にプラスチックが使われている場合は、ミートソースやカレー、紅茶などの着色汚れにも気をつけたいところです。ワイヤー矯正の場合は、線維性の食べ物が装置と歯のすき間に挟まりやすい傾向にあります。細い麺やごぼう、ほうれん草なども食べる際は注意してください。

矯正治療をスムーズに行うため、器具を適切に使用することは大切なポイントです。食事は使用する素材に気をつけながら、治療を進めるようにしましょう。

小児矯正によい影響を与える生活習慣
小児矯正を効果的に行うためにも、生活習慣には気をつけましょう。特に保護者の方に気をつけていただきたいのは、お子さまのオーラルケアです。矯正期間中は、装置に食べ物が詰まったり装置が邪魔をして上手に歯磨きができなかったりすることがあります。歯の汚れを放置すると、虫歯や歯周病のリスクが高まり、矯正治療を遅らせる原因になりかねません。お子さま自身が意識的にケアをするのはもちろん、保護者の方も積極的にケアを行いましょう。

また、日頃からお子さまの矯正治療に対するモチベーションを維持させるのも大切です。矯正の目的やメリットを理解してもらい、矯正治療がお子さま自身のストレスにならないよう日頃からサポートしていくことが重要です。長い治療期間や費用を無駄にしないためにも、オーラルケアはとても大切です。良好な状態を保っていると、治療がスムーズに進み、治療後の後戻り予防にもつながります。

 

Q1:矯正治療中のおすすめの食べ物は?
A1:痛みや違和感を覚えているときは、柔らかいものからはじめてみてください。おかゆ、パン、麺料理、たまご料理、ヨーグルトなど、あまり噛まなくてもよいものがおすすめです。ただし、柔らかいものばかりでは栄養が偏ってしまうため、バランスに気をつけ、慣れてきたら歯ごたえのあるものも食べるようにしましょう。

Q2:子どもの矯正治療で食事制限はありますか?
A2:装置によって異なりますが、硬いものや粘着性のあるものは装置の破損や脱離につながるためできるだけ避けましょう。また、装置をつけたまま甘い食べ物やジュースを口に含むと、むし歯の原因となってしまいます。完全にやめる必要はありませんが、タイミングや回数には気を付けてあげましょう。

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