知覚過敏が起こる原因と対処法とは | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.09.12 一般歯科

知覚過敏が起こる原因と対処法とは

辛い歯の痛みのなかでも、知覚過敏のキーンとしみるような痛みは独特です。歯がしみると思うと飲食も楽しめなくなってしまうため、早く治したいと思う方も多いでしょう。

本コラムでは、知覚過敏の原因や対処法について紹介します。歯科医院で行う治療方法や、知覚過敏の改善を促す自宅ケアのポイントにも触れているため、知覚過敏かもしれないとお悩みの方は参考にしてください。

知覚過敏の原因は主に4つ|歯科医院での治療は?
知覚過敏は、歯の内側にある「象牙質」が露出することで発生臀痛みです。冷たい食べ物を口に入れたり、歯ブラシの毛先があたったりすることで染みるような痛みを感じます。

知覚過敏の多くは、以下の4つが主な原因です。

・虫歯、歯周病
・歯茎への負荷
・エナメル質の消耗
・酸蝕症(さんしょくしょう)

虫歯や歯周病による口腔内の疾患や、歯ぎしり・食いしばりによる歯茎への負荷やエナメル質の消耗によって知覚過敏は起こります。また、ジュースやお酒など酸性の飲食物の過剰摂取による酸蝕症にも注意してください。

知覚過敏の治療方法は原因によって異なります。虫歯や歯周病が原因の場合は、通常の歯科治療で改善するでしょう。また、エナメル質の消耗や酸蝕症には、知覚過敏を抑える薬を塗布したり、レジンやセラミックなどでコーティングします。歯ぎしりや食いしばりの兆候がある方には、マウスピースの装着やボトックス注射を用いる場合もあります。

改善を促す3つのケアを取り入れよう
知覚過敏の改善には歯科医院での治療が一番ですが、併せて3つの自宅ケアも行うとさらに効果的です。

・知覚過敏用の歯磨き粉で磨くブラッシング
・歯ぎしりや食いしばりを意識する
・酸性の飲食物を控えめにする

毎日の歯磨きに知覚過敏用の歯磨き粉を取り入れましょう。薬用成分である硝酸カリウム・乳酸アルミニウムが、症状をやわらげてくれます。次に、日常生活で歯ぎしりや食いしばりのクセがないか意識しましょう。就寝時にマウスピースを装着すると、負荷のかかり方を修正し歯を守ってくれます。また、炭酸飲料やビールなど酸性の飲食物も控えるとよいでしょう。

知覚過敏は3人に1人の方が経験したことがあるとされ、治療のために来院される方が多い症状の一つです。本コラムで紹介した対処法を実践し、辛い痛みが少しでも起きないように日頃のケアをしっかりと行いましょう。

 

Q1:歯磨きのしすぎで知覚過敏になりますか?
A1:強い力で磨き続けると、歯のエナメル質が削れて象牙質が露出し、知覚過敏が起きる場合があります。歯磨きの際は歯ブラシをペンのように持ち、軽いタッチで磨きましょう。特定の歯を磨きすぎるのを防ぐため、歯を磨く順番を決めておくのも良い方法です。

Q2:虫歯と知覚過敏の違いは自分でわかりますか?
A2:知覚過敏はキーンとして十秒以下の短い痛みがあります。反対に、痛みが数十秒続くようであったり、日が経つごとに痛みが増したりする場合は虫歯の可能性があります。しかし、痛みが一瞬でも虫歯ではないと断定はできないため、気になる場合は歯科医院を受診しましょう。

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