ブリッジとインプラント治療の大きな違い | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.06.02 インプラント

ブリッジとインプラント治療の大きな違い

歯を失った際の代表的な治療法として、ブリッジ治療とインプラント治療が挙げられます。ブリッジ治療は失った歯の前後にある歯を削り、人工歯を支える土台にします。被せ部分と中央に人工歯を設けて橋のようにかけ、失った歯の代わりとしていくのが特徴です。インプラント治療は歯がなくなった部分に人工歯根を埋め込み、その人工歯根の上に土台を作ります。土台の上に人工歯を被せて失った歯を補います。

この2つの治療法の違いは、おもに保険適用の有無・治療期間・治療後の特有なトラブルが挙げられます。ブリッジは保険適用内で2週間から3週間の治療期間、インプラントは保険適用がなく高額な治療費がかかる上、治療期間も最短で2ヶ月から3ヶ月かかるのが特徴です。費用が比較的安く治療期間も短いブリッジは、現存している歯を削って土台にするので負担がかかり、トラブルを起こす可能性があるので注意が必要です。

一方、インプラントは人工歯根を埋め込むので歯を削る必要がなく、他の歯には負担がありません。噛む力も安定しているため、天然歯と同じように食べ物が噛めます。しかし、インプラントを埋め込むためには外科手術を行なう必要があり、患者さまへの負担が大きいのがデメリットです。また、インプラントを埋め込むには、骨の厚み・高さ・強度がなければインプラントが骨に上手く定着できず治療を行なえません。加えて、神経や血管の位置把握をしっかりしてから治療に入らないと、神経や血管を傷つけて別のトラブルを引き起こすことが考えられるため、治療前に入念な検査が必要です。

さらにインプラントはインプラント周囲炎という特有の疾患を引き起こす危険性があるのも特徴で、人工歯であるがゆえに初期段階の歯周病に気付きにくくなります。ブリッジもインプラントも、それぞれ異なるメリットやデメリットがあり、治療後はどちらも天然歯と同じく普段から正しいケアを行ない、歯科医院によるメンテナンスが必要になるのを覚えておきましょう。

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