ワイヤーを使わないマウスピース矯正とは? | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.04.14 矯正歯科

ワイヤーを使わないマウスピース矯正とは?

マウスピース矯正とは、ワイヤーやブラケットを使用しない矯正方法のことです。歯全体を覆う透明なマウスピース型の矯正装置を装着して歯を徐々に動かしていきます。検査を行なってマウスピース矯正が可能か確認し、患者さまの歯型を採取してマウスピースを製作していきます。

完成したマウスピースを患者さまにお渡しし、装着することで矯正治療の開始です。段階的に歯を動かしながら歯の移動に合わせてマウスピースを造り直し、定期的に取り替えていくのが治療の流れとなります。マウスピース矯正は透明で目立たないのがメリットで、接客業などワイヤー矯正では仕事に支障が出る方におすすめです。

取り外しが可能で食事の際に矯正装置に食べ物が引っかかることもなく、矯正治療中でも歯磨きをしっかりできるメリットがあります。ワイヤー矯正よりも虫歯リスクが軽減でき、矯正治療中の口腔内トラブルが心配な方にもマウスピース矯正はおすすめです。金属を使用していないため金属アレルギーの方でも使用できる他、激しいスポーツや楽器を吹くことも可能なのがマウスピース矯正のメリットとなります。ワイヤー矯正に比べ、ある程度の経験があれば施術可能になっており、対応できる医院が多いのもメリットといえるでしょう。

マウスピース矯正のデメリットとして挙げられるのは、ワイヤー矯正よりも弱い力で徐々に歯を動かしていくため、治療期間が長くなる点です。また、食事の際など患者さまの意思で取り外しができ、患者さまの装着努力で治療の効果が左右されます。マウスピース矯正は1日20時間以上装着していない場合は効果が十分に発揮されず、装着時間が不足するとより一層治療時間が長くなるので注意しましょう。

ワイヤー矯正に比べ、対応できる症例も少ないのがデメリットです。軽症の不正咬合にのみ対応でき、歯の重なりが大きい場合や歯の凸凹が激しい場合、抜歯が必要など難しい症例の場合はマウスピース矯正が利用できない傾向にありますので相談が必要です。

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