親知らずとはそもそもどんな歯なの? | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2022.09.29 一般歯科

親知らずとはそもそもどんな歯なの?

「親知らずが生えてきた!」「親知らずを抜いた」という話を聞いたことはあるけれど、自分自身はそんな経験がないという方もいらっしゃるでしょう。親知らずの生える時期や生え方などは個人差があります。そんな親知らずの基本的な知識をお伝えします。

まず、親知らずが生えたことがないという方も心配はいりません。先天的に親知らずが生えない方もいらっしゃいますし、生え方が斜めであるために途中までしか生えない人もいるからです。こういった状態でも健康上なんの問題もありません。親知らずによる痛みや抜歯を経験した方からすると、うらやましく感じられるかもしれません。親知らずは歯の一番奥に生えてきます。上下左右、最大4本生えてくる可能性があるということです。

歯が乳歯から永久歯に全て生え変わった後、15歳ぐらいから親知らずが生えてくることが多いのですが、生える時期は様々で10代後半〜20代前半ぐらいが平均的です。親が知らないうちに生えてくることから、親知らずと呼ばれていますが、第三大臼歯、智歯とも呼びます。

一番奥の歯なので、自分自身では確認しづらいですが、歯肉が痛い、腫れるなどの症状から親知らずに気づくケースが多いです。親知らずが歯肉を突き破るようにして生えてくるために、歯肉に炎症を起こしてしまうことが多いからです。歯肉炎を起こすと、親知らず自体やその隣の歯などにトラブルを起こしてしまう恐れがあります。

そのため、口腔内に異変を感じたら、すぐに歯科医に相談しましょう。当院では、親知らずが生えてきたかもしれない、歯肉が痛い、といった場合には口腔内を検査し、歯の生え方を調べるために、レントゲンも撮ります。なぜなら、親知らずの生え方は様々で、斜めに生えてきて、歯並びに影響が出る場合もあるからです。

斜めに生えてきてしまい親知らずの歯根が顎の神経に触っている、といった場合などには抜歯をすることになります。抜歯は痛みを伴いますし、顎の神経に触っている場合には困難な手術が必要な場合もあります。そのような時には、ぜひ当院にご相談ください。各歯科分野の専門性をもつ歯科医師がチームで医療に取り組んでおりますので、手術も安心です。

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