インプラントの治療期間について | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2022.07.26 インプラント

インプラントの治療期間について

もし義歯を入れるなら、一般的な義歯ではなくインプラントにしたいと考えている方は、意外と大勢いらっしゃるのではないででしょうか。ただ、インプラントを検討している方のなかには「治療期間がどのくらい必要なのか?」と、治療にかかる期間を気にして、インプラント治療を迷っている方もいるかと思います。そこで今回はインプラント治療にかかる期間について解説します。

インプラント治療では、インプラントを埋め込む部位によって治療期間が異なってくることを知っておきましょう。まずは下あごにインプラントを埋め込む場合は、インプラントが下あごの骨と結合するまでに約3ヵ月かかり、治療全体としては約6ヵ月必要となります。次に上あごにインプラントを埋め込む場合は、上あごの骨と結合するまでに約6ヵ月かかり、治療期間全体としては約1年必要です。下あごと上あごとで、治療期間が異なる理由は、下あごの骨は硬いので短期間でインプラントをしっかり固定できますが、上あごの骨は軟らかいのでインプラントがしっかり固定されるまでに、どうしても時間が必要になるからです。

では、一般的な義歯でいうところの歯全体の治療となる総入れ歯を、インプラントで行なうことは可能なのでしょうか? インプラント治療でも総入れ歯と同じく、歯全体をインプラント治療することが可能となる「オールオン4」と呼ばれる治療法があります。総入れ歯と同じく歯全体を、4本のインプラントであごの骨に固定するので、取り外す必要はなく審美性も優れていて、若々しい口元と違和感の少ない噛み心地を体感できるメリットがあります。なおオールオン4の場合は、下あごも上あごも治療期間に差はなく、6ヵ月程度で治療が完了します。

このように、下あごや上あご、歯全体と、それぞれで治療期間が異なりますが、さらに歯周病が発生していたり、虫歯があったりした場合は、これらの治療を終えてからでないとインプラント治療は開始できないので、その分治療期間は長くなります。

また、インプラントを埋め込むあごの骨が少ないと、骨造成を行なう必要があり、期間は約6ヵ月必要なのでインプラント治療の期間は長くなってしまいます。吉祥寺セントラルクリニックは、インプラントについて専門的な知識を持つクリニックです。インプラントに興味のある方は、ご自分の歯の点検も兼ねてクリーニングついでに、当院にご相談ください。インプラントへの疑問は何でもお答えいたしますので、ご納得いただいてインプラント治療を始めることができるかと思います。

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