床矯正に適した年齢は | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2024.06.29 小児歯科

床矯正に適した年齢は

床矯正は顎を広げる矯正装置を使い、永久歯のスペースを確保することで、将来の歯並びを整える矯正方法です。成長期であるお子さまに適した治療方法ですが、何歳から始めるべきかお悩みの親御さんもいるのではないでしょうか。

本コラムでは、床矯正に適した年齢とお子さまが床矯正を受けるメリットを解説いたします。

床矯正に適した年齢は6〜11歳
一般的な矯正治療では、歯を動かすスペースが足りない場合、抜歯することがあります。床矯正は顎の骨を広げて歯のスペースを作るため、抜歯のリスクを軽減できる治療方法です。

床矯正は6〜11歳頃の成長期のお子さまに適しています。6〜11歳頃は、乳歯と永久歯が混在している時期です。成人に比べ骨が柔らかく、顎の骨を広げるためのコントロールがしやすいため、床矯正が適しています。

ただし、床矯正は歯そのものを動かして歯並びを整える治療方法ではありません。したがって、歯を大きく動かすような矯正はできないため注意してください。

子どものうちに床矯正を受けるメリット
子どものうちに床矯正治療を行うことで、将来的な抜歯のリスクを抑えられます。そのため、大人になってから再度矯正治療をする際に、抜歯分の治療費が不要になる場合があります。また、矯正装置は取り外し可能なため、食事や虫歯ケアを普段通りに行えます。さらに、ワイヤー矯正よりも痛みが少なく、お子さまでも比較的取り組みやすい矯正方法です。

お子さまにとって最適な矯正治療は、早い時期に歯科医師の診断を受け、一人ひとりに合った治療方法を見つけることです。床矯正は、重度の出っ歯や受け口などを矯正するものではありません。お子さまの歯並びの状態によっては、別の矯正方法が適している場合もあります。
お子さまの歯列矯正についてお悩みであれば、ぜひ一度当院までご相談ください。

Q1:床矯正は大人になってからでも受けられますか?
A1:大人でも床矯正は可能です。ただし、顎の骨や歯並びの状態によっては床矯正を受けられない場合があります。

Q2:床矯正のデメリットや注意点はありますか?
A2:矯正装置に慣れないうちは発音がしにくかったり、違和感が生じる可能性があります。また、矯正装置の着脱はご自身で行うため、決められた装着時間の管理を徹底しなくてはなりません。

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