入れ歯で起こりやすい口臭の原因と予防法 | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2024.01.15 入れ歯

入れ歯で起こりやすい口臭の原因と予防法

入れ歯を使用している方の悩みとしてよく挙げられるのが「口臭」です。入れ歯はメンテナンスが難しく、食べかすによる汚れが付着しやすいため、口臭に繋がる可能性が高くなります。

本コラムでは、入れ歯による口臭の原因と予防法について詳しく解説しています。入れ歯の口臭に関する悩みを抱えている方は、ぜひご参考にしてください。

入れ歯をつけるとなぜ口臭がするのか
入れ歯が原因の口臭は、入れ歯の隙間に溜まった食べかすが原因です。食べかすは時間が経過すると歯垢となり、放置すると菌が繁殖します。その細菌が口腔内に強い臭いを発生させ、口臭となるのです。

また、入れ歯の素材も口臭の原因となります。入れ歯の素材としてよく使用されるレジンは、口腔内の水分を吸収しやすく、傷がつきやすい特徴があります。その結果、入れ歯内部に細菌が入り込み、臭いを発するのです。

部分入れ歯は歯に留め具をかけて固定しますが、留め具は清掃しにくい箇所です。しっかりと清掃ができていなければ、歯垢が溜まり細菌が繁殖しやすくなります。

このように、入れ歯は天然の歯よりも汚れが溜まりやすいため、常に入念なケアを心がける必要があります。

自宅ですぐに試せる口臭予防法
口臭は入れ歯に溜まった汚れが原因となるため、食事のあとは毎回洗浄する必要があります。特に、部分入れ歯では留め具部分に、総入れ歯では歯の隙間に汚れが付着しやすいため、入念に洗浄をしましょう。

入れ歯をケアする際は専用の歯ブラシで洗い、仕上げに洗浄剤を使うと、入れ歯に繁殖した細菌を除菌できます。毎日寝る前に洗浄液に浸けておくと、臭いの予防として効果的です。

また、入れ歯は熱に弱く、熱湯で洗浄すると変形や変色の原因となってしまうため、熱湯ではなくぬるま湯で丁寧に洗い流すようにしましょう。

入れ歯は、歯科医院でプロにメンテナンスをしてもらうことも大切です。超音波洗浄機を使用した洗浄や、摩耗や損傷の確認を行います。こうしたメンテナンスを定期的に行うことで、口臭予防だけでなく入れ歯の寿命を延ばせるなどのメリットがあります。

入れ歯を快適に長く使いたい方は、歯科医院で定期的にメンテナンスを行いましょう。

 

Q1:口臭の原因が入れ歯にあるのかを調べる方法は?
A1:一度入れ歯を外し、口をゆすいでから手に息を吐いてみましょう。その際に臭いがするなら、入れ歯が原因でないことも考えられます。入れ歯が原因でなければ、虫歯や歯周病によって口臭が発生している可能性があるため、一度歯科医院で診断してもらうことが大切です。

Q2:入れ歯のケアでしてはいけないことは?
A2:歯ブラシや歯磨き粉は、入れ歯専用のものを使いましょう。天然歯と入れ歯の硬さは違うため、天然歯のものだと入れ歯が傷ついてしまう可能性があります。入れ歯に傷がつくと、傷に付着した汚れが口臭の原因になります。

最新記事

カテゴリー

月別アーカイブ

吉祥寺セントラルクリニック
0120-203-640
三鷹公園通り歯科・小児歯科
0120-970-967