インプラントで顎関節症が改善されるの? | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.12.24 インプラント

インプラントで顎関節症が改善されるの?

「顎を動かすと痛みを感じる」「口が大きく開かない」など、顎関節症による諸症状の根本的な治療を検討される方もいらっしゃるでしょう。顎関節症はさまざまな健康障害を引き起こす可能性があるため、違和感が生じたら放置せずに治すことが大切です。

本コラムでは、顎関節症の症状や引き起こす原因のほか、症状の改善方法の1つであるインプラント治療をご紹介します。顎関節症にお悩みの方は、ぜひご参考にしてください。

顎関節症の症状とその原因とは?
顎関節症は、顎関節や咀嚼筋の機能が著しく低下し異常が起きた状態です。開口障害や顎関節痛、咀嚼筋痛、顎関節雑音などの症状をともないます。これら代表的な症状のほか、以下のような副症状が出現するケースもあります。

・頭痛や腰痛、肩こりなどの全身の痛み
・めまい
・耳鳴り
・目の疲れ など

顎関節症になる原因として、噛み合わせの悪さや食いしばり、歯ぎしりのほか、頬杖やうつ伏せなどが挙げられます。生活習慣やストレスによる顎関節症であれば、その原因を取り除くことで症状が改善するでしょう。しかし、噛み合わせに原因がある場合は、歯科医院で噛み合わせを改善する「根本的な治療」を行う必要があります。通常噛み合わせの改善は、歯列矯正のほか、義歯やインプラントによる補綴(ほてつ)治療で調整を行うのが一般的です。

インプラント治療による顎関節症の改善について、そのメリットとデメリットを解説いたします。

顎関節症を改善するインプラント治療とは?
インプラント治療は、外科手術をともなう治療方法です。人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を被せ欠損した歯を補います。欠損した歯を補うことで、噛み合わせのバランスが整います。結果的に、顎関節筋や咀嚼筋への負担が軽減されるため、顎関節症が緩和し、症状の改善につながります。食べ物が食べにくい、開口時の雑音が気になるなど、少しでも違和感が生じたら、自身で判断せずに歯科医院を受診しましょう。

インプラントにより噛む力が強くなったことで、顎関節筋に負担がかかり顎関節症の痛みを引き起こす場合もあります。インプラント治療後にも顎関節症の症状がある方は、豊富な知識と実績のある歯科医師へ相談し、適切な治療を受けることが肝心です。

 

Q1:インプラント治療を受ける際に気をつけることを教えてください。
A1:糖尿病や骨粗鬆症などの病気を抱えている方、日常的に服薬をしている方は事前に歯科医師に伝えましょう。アルコール依存症やヘビースモーカーである場合も必ず歯科医師に伝える必要があります。

Q2:顎関節症を悪化させないために、日頃どのようなことに気をつければよいでしょうか?
A2:顎関節症の原因には、噛み合わせのほかに、歯の食いしばりや頬杖による顎関節の圧迫など、さまざまな要因があります。このような習慣をお持ちの方は、日常生活のなかで顎関節に負担がかからないよう気をつけることが大切です。

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