歯科医院で行う根管治療の必要性 | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.09.18 根管治療

歯科医院で行う根管治療の必要性

歯の状態によっては、歯科医院で根管治療を勧められるケースがあります。しかし、根管治療とはどういうものなのか?どのくらいの治療期間がかかるのか分からず、不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本コラムでは、根管治療の必要性や根管治療をしないとどうなるのかをご紹介します。治療内容を知りたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

自分の歯を活かす「根管治療」とは
根管治療は、歯の神経を取り除くときに用いられる治療方法の一つです。主に、重度の虫歯や歯髄炎、歯髄壊死、根尖性歯周園炎などになっている場合に根管治療が行われます。歯の神経は抜かなければなりませんが、歯の保存を希望する場合や医師が保存可能だと判断した場合に選択される治療方法です。

根管治療の治療期間は、治療中の経過によって異なるため、個人差が大きいとされています。大まかな目安は1~1ヵ月半で、場合によっては2~3ヵ月かかってしまうケースもあるでしょう。根管治療を行った場合、神経を抜いたあとの消毒に時間がかかるケースが多く、その場合、消毒だけで複数回通院しなければなりません。

治療にかかる費用は保険診療で2,000~7,000円程度ですが、治療回数や治療部位によって金額は異なります。あらかじめ詳しい費用が知りたい方は、歯科医師に確認しましょう。

根管治療の必要性について
根管治療を受けずに虫歯を放置すると、炎症が起きたり虫歯が進行したりして、いずれ激しい痛みを感じるようになります。顎の骨にまで炎症が達すると骨が溶けてしまうため、抜歯が必要になる可能性が高くなるでしょう。また、根管治療が失敗したり、再度炎症を起こした場合、再根管治療が必要になります。再根管治療は、できるだけ早く再開しないと治療の成功率が下がるため、放置をせず、違和感がある場合はすぐに歯科医院を受診しましょう。

細菌に感染した状態の歯を放置すると、治療で歯を大きく削らなくてはいけません。そうすると、残す歯のサイズが小さく、厚みが薄くなってしまいます。自然歯をできるだけ残すためには早い段階での治療が欠かせません。根管治療の必要性があると歯科医師から説明を受けた場合は、治療期間や費用、治療の流れなどを把握したうえで前向きに検討しましょう。

 

Q1:再根管治療が必要になるケースが多いのはなぜですか?
A1:根管治療は難易度の高い治療の一つだからです。日本国内の根管治療の成功率は低く、再根管治療が必要になる可能性が高いとされています。一度でしっかりと治療を終わらせたい場合は、マイクロスコープを用いて正確な処置を行っている歯科医師を探しましょう。また、成功率が高いとされているラバーダム防湿での処置を選択するのもおすすめです。

Q2:根管治療でも治らない場合はどうなりますか?
A2:根管治療を始めたものの、症状が改善されない場合には、歯根端切除術を行う可能性があります。歯の一部を切除し、抜歯せずに治療できるのが特徴です。ただし、歯や歯根の状態によっては適応できないケースも多いので注意しましょう。

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