歯科用CTで分かる!歯周病の進行度合い | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.07.29 一般歯科

歯科用CTで分かる!歯周病の進行度合い

歯周病の進行度合いを正確に知るためには、歯科用CTでの撮影が効果的です。歯科用CTは従来のレントゲン撮影よりも情報量が多くなるため、正確で安全な治療に役立ちます。本コラムでは、歯科用CTでの撮影で具体的になにが分かるのかと、撮影のメリットを紹介していきます。歯周病の進行度合いの把握のため、またほかの理由で歯科用CTの利用を検討している方は、ぜひご覧ください。

歯周病の進行度合いの確認方法
歯周病の進行度をチェックする方法には、主に以下の方法があります。

・歯周ポケット検査(プロ―ビング検査)
・レントゲン撮影
・歯科用CT撮影
 
プロービング検査とは、歯周ポケットの深さを調べる検査のことで、基本的な歯周病検査のうちの一つです。一方レントゲンや歯科用CTでの撮影検査では、見えない部分の詳細な情報を得られるため、より正確な進行度合いの確認が可能です。

歯科用CTで得られる3つの情報
レントゲンは平面の二次元画像、CTは立体の三次元画像の撮影が可能です。そのため、歯科用CT撮影はレントゲン撮影よりも細かい部分まで鮮明に映ることから、得られる情報量が多いという特徴があります。歯科用CTで得られる主な情報の特徴は以下の3つです。

・さまざまな角度で口腔内の状態を見れるので、小さな不調であっても見逃さない
・歯周病の進行度合いや小さな穴まで分かる
・骨や神経の位置が正確に把握できる
 
また、歯科用CTは性能が高いことから、歯周病の進行度チェック以外に深い虫歯や複雑な形状の歯の治療、インプラント治療などの際にも利用されてます。

治療前に歯科用CTを撮るメリット
歯科用CTを利用することで、従来よりも安全かつ負担のない治療が可能になります。CT撮影により、骨や神経の位置が正確に把握できるので、安全かつ痛みの少ない、患者に負担のない治療が可能です。また、CTは撮影時間も短く、撮影箇所が小さいことから、被爆量も医科用CTより少ない特徴があります。歯科用CTは高い精度で正確・立体的な撮影ができるため、治療が大切な歯周病の進行度把握には最適です。歯周病に悩んでいる方は、歯科用CTでの進行度チェックを一度試してみてはいかがでしょうか。

 

Q1:歯科用CTの撮影所要時間はどのくらい?
A1:歯科にもよりますが、数秒から十数秒ほどです。

Q2:歯科用CTの利用による被爆量は具体的にどの程度?
A2:0.04~0.15ミリシーベルトです。ちなみに、日本で普通に暮らすだけで年間2.1ミリシーベルトの放射線を受けています。

最新記事

カテゴリー

月別アーカイブ

吉祥寺セントラルクリニック
0120-203-640
三鷹公園通り歯科・小児歯科
0120-970-967