インプラント治療のアフターケアについて | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.07.25 インプラント

インプラント治療のアフターケアについて

インプラント治療を行った歯は、人工物(セラミックなど)のため虫歯にはかかりません。しかし、アフターケアが不十分だと細菌感染を引き起こし「インプラント周囲炎」を発症する可能性があります。インプラントを長く健康に保つには適切なお手入れが大切です。本コラムでは、インプラント治療を検討している方へ、アフターケアの種類と重要性について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療後は自宅ケアと定期検診で感染予防
インプラント治療後は、適切なケアを行って口腔内を清潔に保つ必要があります。細菌感染による炎症で、インプラントを固定している歯が溶ける「インプラント周囲炎」を引き起こす可能性があるためです。感染予防や病巣の早期発見・早期治療には、自宅ケアと定期検診のアフターケアは欠かせません。

自宅ケアでは、毎日の丁寧なブラッシングに加え、歯間ブラシを使用して歯垢を取り除きます。歯茎から出血がある場合は、早めに歯科クリニックを受診しましょう。定期検診は、口腔内の状態や噛み合わせのチェックやレントゲン撮影、ブラッシング指導などを行います。そのなかでも、自宅ケアでは除去できない汚れを専用機器で徹底的にクリーニングするPMTCは、インプラントの寿命維持に効果があります。2種類のアフターケアを継続して、口腔内の健康を保ち、インプラントの「10年後残存率」を増やしましょう。

正しいアフターケアで口腔内の健康管理を
インプラントの定期検診は、3〜6ヶ月に1度のサイクルで行うのが一般的です。保険適用外のため、1回の健診につき5,000〜10,000円程度の費用がかかります。当院でインプラント治療を受けた際は、10年間の医院による無償保証と10年間の有償保証に加入可能です。インプラントの脱落や破損などで保証を受けるには、4ヶ月に1度の定期検診の受診が条件の1つになっています。インプラント治療を受ける際は「アフターケア」がしっかりした歯科医院で治療を受けると安心です。また、インプラント治療のアフターケアは、インプラント周囲炎の予防ができるほか、虫歯や歯周病、口臭予防にも効果的です。口腔内の健康維持は、体の健康にもつながるため積極的に行いましょう。

 

Q1:毎日自宅で時間をかけて丁寧に歯磨きをしています。それだけでは駄目でしょうか?
A1:毎日の自宅ケアは、歯科医院での定期検診と同じくらい大切です。インプラントは自然歯とは違い、細菌感染に非常に弱いといわれています。歯ブラシと歯間ブラシでの丁寧なケアで、84%程度のプラークが落とせるといったデータもあります。丁寧な自宅ケアのほか、定期検診もしっかりと受診しましょう。

Q2:インプラント治療後に引越しが決まりました。定期検診を継続するにはどのようにすればよいのでしょうか?
A2:ガイドデント認定歯科医療機関で治療を受けた場合は、保証書をお持ちであれば全国のガイドデント認定歯科医療機関でメンテナンスを引き続き受けられます。保証書をお持ちでなければ、歯科クリニックへ相談のうえ紹介状を発行してもらいましょう。

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