すぐ仮歯が入るスピードインプラントとは | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.04.30 インプラント

すぐ仮歯が入るスピードインプラントとは

通常のインプラント治療は、抜歯後に骨が回復するのにおよそ3ヶ月、インプラントと顎の骨が結合するまでに6ヶ月ほどかかり、これまでは治療が完了するのに長い時間を必要としていました。しかし、スピードインプラントでは抜歯した当日にインプラントを埋め込むため、治療期間を大幅に短縮できるメリットがあります。

スピードインプラントが短期間で治療を実現できるのは、骨とインプラント体の結合を早める特殊なインプラントを使用することが挙げられます。初期固定が高めになっており、骨再生を誘導できるハイドロキシアパタイトをコーティングしているインプラントを使用することで、治療期間の短縮が可能です。

また、特殊なインプラントだけでなく、インプラントと患者さまの骨との結合度合いを正確に把握する知識と、それを見極められる経験豊富な歯科医師が治療を担当し、治療期間の短縮が実現しています。特殊な治療方法で高額な治療費が必要になることや、対応できる歯科医師が限られるデメリットはあるものの、すぐに仮歯が入れられ早い段階から通常の食事が可能です。

スピードインプラントの治療の流れは、まず抜歯してから歯根をとり除きます。抜歯した際にできた骨の穴を活用してインプラントを埋め込み、インプラントを支えるのに骨が足りない場合は併せて骨補填材も埋入していくことになります。縫合したら、仮歯を装着し1次オペが完了です。

ここから3ヶ月ほど、骨とインプラントが結合するまで待ちます。しっかり骨とインプラントの結合が確認できたら2次オペに入り、セラミックの人工歯を装着するための土台をとり付けていきます。仮歯を作り、調整を繰り返しながら患者さまに合うセラミックの人工歯を制作していき、しっかり装着できれば治療は完了です。通常のインプラント治療よりも通院回数が少ないメリットがあり、スピードインプラントは通院時間が確保しづらい患者さまにもおすすめの治療方法といえます。

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