インプラントを使用した入れ歯について | 吉祥寺エリア(武蔵野市・三鷹市)で歯科・インプラント・矯正歯科

湖秋会の歯科コラム COLUMN
2023.03.28 インプラント

インプラントを使用した入れ歯について

入れ歯には安定性が低い、固定器具で固定した歯に負担がかかりやすいといった欠点がありますが、インプラント治療と併用することでこれらのデメリットを補うことができます。

磁石アタッチメントデンチャーは、磁石をインプラントに装着して入れ歯を固定する方法です。磁力で土台にしっかりと固定するため、安定感があり外れにくいのが特長です。入れ歯特有の固定器具がなく、独立して支えることが可能なため、周辺の歯への負担も減らすことができます。磁力で固定しているため着脱がスムーズかつ簡単に行なえ、手入れも容易です。

また、強力な吸着効果によってしっかりと固定されていますが、横方向に無理な力がかかると外れて力を逃がしてくれますので、インプラントに負荷がかかりすぎるというリスクを回避することもできます。さらに、磁石で固定するため、会話や笑った際に固定器具が見える心配もなく、通常の部分入れ歯よりも審美性が高いのも強みといえるでしょう。

営業職の方など、見た目の印象を大切にしたい患者さまにおすすめです。しかし、磁石アタッチメントデンチャーは誰でもが選択できる治療方法ではありません。例えば、磁気アレルギーを持つ方は使用できません。ご自身の体質をきちんと確認したのちに施術を受けるようにしましょう。

磁石アタッチメントデンチャー以外でインプラントと併用する入れ歯には、バーアタッチメントデンチャーがあります。歯をすべて失った場合に、インプラントを前歯部分に埋め込み、金属バーをインプラントに取り付けて入れ歯と連結させる方法です。金属バーを挟むクリップがついた入れ歯をインプラントで埋め入れた土台に連結させるため、固定力と安定性が非常に高いのです。

固定具が入れ歯の内側についているため、一見すると入れ歯を入れているようには見えません。また、通常のインプラント治療と比較すると費用負担が少ないとはいえ、保険適用外であるため、どうしても費用は高くなりがちです。インプラント治療に詳しい歯科医院に相談し、御自身が納得したうえで施術を受けるようにしてください。

最新記事

カテゴリー

月別アーカイブ

吉祥寺セントラルクリニック
0120-203-640
三鷹公園通り歯科・小児歯科
0120-970-967